TOP磯ブラーQ&A

ちぬちぬさんからの質問

Q:「今年からブラーに挑戦しようと思っています。先日タックルをそろえ帆掛島でチャレンジしました。底を取るのはできたのですが上下に動かす幅がよくわからず、ブラーをかなりロストしてしまいました。底からどの程度しゃくればいいのですか教えてください。ちなみに先日は、ソイ、メバル、カサゴなど2時間で5匹の釣果でした」


A:コメントありがとうございます。
 その状況を直接見てないのでなんともいえないですが、根魚がちゃんと釣れているので、釣り方は基本的に間違っていないと思います。
 釣れなかった理由は色々考えられます。

1.マダイの回遊がなかった
 これが一番ではないかと思います。こちらで帆掛島周辺の情報を把握していないので、なんともいえませんが、もし磯釣り師も数日中に釣ってないとすると、ちょっとつらい状況です。居着きのパターンもありますが、過去のデータを見ると、この時期は居着きのものは潮瀬崎のほうに着く傾向が強いと思います。
 基本的に帆掛島から館山崎エリアは9月〜11月のポイントと思っています。

2.時間帯
 根魚が釣れているので、おそらくまづめ時の好時間帯を狙ったと思いますが、日中のみの釣りとなるとかなり厳しいものがあります。

 さて、底からどの程度しゃくればいいのかという質問ですが、基本的には根掛からないように底の起伏に合わせます。シャクリのスピードは潮流などによっても違ってきますし、言葉で説明しづらいですが、基本は9時から12時までロッドをシャクるとすると、1〜1.5秒だと思います。
 起伏が大きいところはシャクリを大きくし、小さいところは小さくします。大きいシャクリでも1回では足りない時がありますので、ロッドを真上までしゃくったら、素早くロッドを戻しつつ、糸フケを取り再度シャクリます。最近は、初めての場所で根掛かりを心配しながら釣る場合、1回のシャクリ後、その半分のシャクリを糸フケを取りながら素早くもう1度入れます。これは単純に底ベタにならないようにやや底を切り気味にするため(根掛かりやすい高い根があった場合に素早く察知する)と、アテ潮などによる潮流によるラインのたるみを補正します。あとは自分なりのリズムを取る役目もあります。
 その基本アクションで当たらなければ、根掛かりのリスクを犯しながら逆のパターンで攻める時もありますが、大抵はキャストするポイントを変え、次なるコースを探ります。
 もし、着底時間を長めにとって根掛かりしてしまっているのなら、短めにします。根がきつい場所はワンタッチ状態で次のシャクリを入れます。「そんな速いアクションで、しかも夜の暗い中でマダイが食うの?」というスピードにもマダイは食ってきます。正直、着底時間を長めにする必要性は感じていません。磯場のキャスト範囲に居る、特に夕まづめ〜日没1、2時間後のマダイは基本的に捕食状態に入っているので、活発にエサを追うと思っているからです。
 慣れてくると、根掛かりする予測ができるようになります。特にラインが岩に擦れている感覚がある時は、その感覚がなくなるまで大きめのシャクリを入れて回避します。

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伊藤克朗 [ カチロー ]

S49.2.28 /魚座
仙台市宮城野区出身
秋田市在住

実家の目の前が川で、幼少時代からナマズ釣りなどをしていたが、本格的に始めたのは大学に入ってから。
コイ釣り、ブラックバス釣りをこなした後、アイナメの探り釣りにハマり、原チャリに釣り道具を積んでよく仙台新港へと通った。
大学では工学部の応用物理学を専攻したが、本当にやりたいことは何か自らに問い正し、釣り業界への就職を決断。
そして釣り東北と運命的な出会いをむかえ現在に至る。

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