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流星群

 流星群――。
 と、聞くとちょっと甘酸っぱいような青春時代を思い出す私。
 高校生の頃、帰宅部ともいうべき地学生物という部活に入ったのですが、担当の先生がなかなか熱血でして、鉱物採集のために和賀のほうまで遠征したり、野鳥の観察&鳴き声収録のためにシェルターにこもったり、文化祭では校章の形にサルビアを植えて、夏休みも水をやりにせっせと通ったりしてました。そういえば、自主的なやる気を出させるために好きな班を造っても良いということになり、ならば魚という生き物を相手にする釣りの班を造る!と進言したものの、ただ釣りをしたいだけというあさはかな企みを見透かされあえなく却下されたっけ。
 と、前置きが長くなりましたが、その部活動として蔵王のお釜の近くでテントを張り泊まり込みで流星観測をしたことがありました。もっともあの時は夏で、オリオン座ではなくペルセウス座流星群でしたが。
 高校は男女共学。部活、泊まりとくりゃあ何やら期待してしまいますが、女っけ一切なし(T_T)
 同じ部に女の子もいたのですが、やはり帰宅部だけに参加率0%。というか男女合わせて確か30人くらい部員がいたのに、参加したのは私を含む3人のみ…。
 ゴツゴツとした地面にシートを敷いて、先生を含む4人で東西南北の各方位の担当を決めて仰向けに寝ます。
 しかし、やたらと霧が濃く、流星どころか星も見えない状態…(-_-;)
 それでもナインティナインのオールナイトニッポンを聞きながら根気強く待っていると、霧が晴れ、そこにはまさに満天の星空が広がりました。周りには外灯もないので、街中で見る空とは別物です。
 さすがは流星群とあって、すぐにヒュンと光線が走りました。思わず、

「おお!すげえ!」

 とサプライズ。もし、隣に寝ているのが女の子だったら暗闇のどさくさにまぎれて手の1つや2つ握っていたことでしょうね(笑)。

 ところで流星の何を観測するのかというと、発生時刻、発生方角、大きさ(太さ)、色、流れた方角、流れた時間、流星痕(煙)の有無など。なので、次々流星が発生すると、かなりワケわからなくなり、それは完全に「作業」となります。よって、最初にあったロマンティック気分はどこへやらです。
 が、やはりその日は天気がいまいちで、すぐに深い霧に包まれました。
 その濃さといったら半端でなく、ライトを照らしても1〜2m先が全く見えません。
 用をたすにも結構命がけでした。

 無事朝を迎えたのにちょっとほっとしたことを思い出します。
 でも、確かに女っけはゼロでしたが、20年経った今もこうして鮮明に覚えているということは、自分の中では結構大きなイベントだったんだな〜と実感。合わせてあれからもう20年も経つのかと、自分の老いも実感(笑)。

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コメント

ぶん さん Posted on 2009. 10. 22

元気でやってますか? 隔月どころか季節ごとにしかアップしなくなってきたんじゃない? って俺も人のこと言えないけど。 やっと仕事がひと段落しました。 で、次はなんと能代のお仕事。 ちょくちょく遊びに行きますので 秋田の夜の案内よろしく。

カチロー さん Posted on 2009. 10. 22

すみません。。。 すっかり季刊になってきましたね…。 来る時にはよろしくです。

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伊藤克朗 [ カチロー ]

S49.2.28 /魚座
仙台市宮城野区出身
秋田市在住

実家の目の前が川で、幼少時代からナマズ釣りなどをしていたが、本格的に始めたのは大学に入ってから。
コイ釣り、ブラックバス釣りをこなした後、アイナメの探り釣りにハマり、原チャリに釣り道具を積んでよく仙台新港へと通った。
大学では工学部の応用物理学を専攻したが、本当にやりたいことは何か自らに問い正し、釣り業界への就職を決断。
そして釣り東北と運命的な出会いをむかえ現在に至る。

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